梱包袋の緩衝材は100均で仕入れてコスト削減しよう

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ネットショップの利益を上げたいから、配送コストを少しでも下げられないかと困っていませんか?しかし仕入れ値を下げることは難しく、仕入れや発送に伴う作業の効率化も簡単にはできません。そこで、注目されるのが緩衝材のコスト削減です。

ヤフオクやメルカリで出品する個人が増えており、100円ショップでも梱包用の緩衝材を購入することができます。緩衝材の選び方や梱包につかう袋の選び方を意識するだけで、経費の削減は可能です。

少しでも配送につかう費用を削減して利益率をアップしていきましょう。

緩衝材が不要な場合もある

緩衝材が必ずしも必要というわけではありません。また、必要な場合であっても、ネットショップで取り扱っている商品によって緩衝材の種類は変わります。

たとえば、ペンケースのような衝撃で傷がつきやすい商品の場合はエアーキャップ(プチプチ)が必要になるでしょう。古本のような衝撃があっても傷がつきづらく、形が変形しない商品もあります。

比較的頑丈な商品を取り扱う場合にはダンボールのような厚紙で傷を防ぎ、ビニール袋で水を防ぐ程度で十分です。

ネットショップの緩衝材、種類は様々

ネットショップの配送に役立つ緩衝材はいくつかの種類があります。それぞれの特徴と値段について確認してみましょう。

エアーキャップは手頃でよく利用される

一般的にプチプチと呼ばれる気泡が入ったポリエチレン製緩衝材のことをエアーキャップと言います。値段は1200mm×42mで1,500円前後。100円ショップでも購入できるので、割安な緩衝材です。

紙を丸めた緩衝材はコストゼロ

不要になった紙や新聞紙を丸めて緩衝材として使用することもできます。

ダンボールで梱包したときにできるスキマを埋めるようにして利用できる緩衝材。新聞紙など不要な紙を丸めるだけでOKなので、コストが実質的にタダです。

ブックオフオンラインなど古本を取り扱う大手ネットショップでも紙を緩衝材として使用しています。

バラ緩衝材はエコで地球に優しい

地球環境に優しい緩衝材として知られるバラ緩衝材。蚕のまゆに似た見た目のクッションです。値段は約250粒で2,000円前後。粒の形状が小さいタイプだと750粒で2,000円ほどです。大きさによって値段が変わります。

バラ緩衝材の特徴といえば、燃えるゴミとして廃棄できること。また、ポリエチレンが主原料なので、クッション効果が高いです。圧迫されても変形しづらいので、家具など重いものを発送する際に使用されます。

お客様に気に入られる緩衝材はエアーキャップ

特定非営利活動法人の環境安全センターが2009年に行ったネットショップユーザーを対象にしたアンケートがあります。ネットショップの過剰梱包が資源の無駄遣いであると指摘されたことで、この調査が行われました。

ネットショップオーナーがこの調査結果を通して覚えておくべきことは「過剰な梱包は嫌われる」ということです。

たとえば、ある大手通販サイトで購入した際に「中身に比べて箱が大きすぎる」や「メール便でも送られるような小さく薄い商品をダンボールで梱包して送ってきた」といった感想があります。

通販サイト利用者の率直な感想からわかるように、過剰な梱包はあまりよい印象をもたれません。資源の無駄遣いがよくないという感覚が一般的になり最小限の包装をしてほしい消費者が増えていることや、捨てる手間がかかるので迷惑だと感じていることが原因と考えられるでしょう。

また、緩衝材に関しても同様に過剰に詰め込まれていると処分する手間がかかるので嫌われます。特に紙を丸めた緩衝材は捨てるのが面倒と感じている消費者が多いので要注意。逆にエアーキャップ(プチプチ)に関しては保管・再利用する消費者がほかの緩衝材に比べて圧倒的に多いことがわかっています。

ネットショップを利用するお客さんからすると、捨てやすく再利用もしやすいエアーキャップはうれしい緩衝材と言えるでしょう。

緩衝材とセットで工夫したい梱包袋

緩衝材の種類を理解してコストを下げることと一緒に覚えておきたいことが、梱包袋の選び方です。

ネットショップの配送につかう梱包袋、ダンボール箱からビニール袋までショップによってさまざまです。緩衝材や梱包に関するアンケート結果からもわかっているように、最小限の梱包である方が一般的なお客さんには喜ばれます。ほとんどの場合でゴミになるわけですから、安全性を最低限のレベルで確保した梱包袋を使用したいところでしょう。

そこで注目すべき素材が1枚あたりの値段が安い晒し加工の紙袋。紙袋にもはっ水効果があるもの、頑丈で破けない紙袋など、さまざまな種類の加工があります。

ですが、晒し加工の紙袋で十分なケースが多いです。梱包袋の防水性や丈夫さはある程度必要なのは当然ですが、過剰に心配する必要はありません。衝撃に備えるのであればエアーキャップのような緩衝材を利用できます。水分を防ぐことも十分にできるでしょう。

コスト削減という点と配送時の安全性から考えても晒し加工の紙袋はお手頃です。

緩衝材のプチプチと晒し加工の紙袋で経費を削減

梱包袋の安全性と併せてコストを削減するために注目しやすいのが緩衝材や梱包袋です。

エアーキャップであれば100円ショップで購入できるため安く仕入れられます。晒し加工の紙袋を利用することで1件あたりの配送費用を下げることもできます。

商品を確実にお客さんのもとへ届けることが最も大切ですが、必要最低限の梱包にとどめておきましょう。過剰な梱包はお客さんから嫌がられるので要注意です。

梱包にかけている費用を見直すことは利益の増加に直結します。うまく利用してコストの削減につなげましょう。

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