
「品質がわるい梱包袋なんて最悪!でも、コストはできるだけ安くおさえたい……」
ネットショップを運営していると、そんな悩みにぶつかりますよね。「安い=低品質」というイメージがあるかもしれません。
ですが、実際は安くてもきちんと品質を保証している梱包袋もあるんです。激安だけど品質も高い梱包袋を紹介いたします。
安いだけの梱包袋がダメな理由
ネットショップの運営が波に乗ってきたタイミングで、梱包袋のコストパフォーマンスを上げていきたいですよね。
ですが、安さだけを重視して梱包袋のコストをおさえていくと、失敗してしまうこともあります。梱包袋が原因で配送に失敗してしまった例を紹介します。
梱包袋で失敗した体験談
「個人からインターネットで買い物をしたらひどい梱包だった」
これは実際にインターネットで買い物した人の口コミです。梱包状態がひどいとクレームにつながったり、お店の評価を下げたりする原因にもなります。では、いったい「ひどい梱包」とはどのような状態を示すのでしょうか。
ネット通販の梱包の問題点
ネット通販の梱包でよくある問題が以下の2つです。
- 梱包袋の頑丈さ
- 梱包袋の透過性
梱包袋が破けないだけの強度をもっているかどうかはとても大切です。ネットショップで買い物した経験がある人のなかには袋が破けていたという経験をしたことがある人もいます。「100gまで耐久があります!」といった具体的な重さの耐久を明示していることはもちろん大切ですが、とくに注目しておきたいのが配送実績です。
毎月、どのぐらいの個数がその梱包袋を利用して配送されているのか注目してください。商品強度を自社でチェックしていたとしても、配送業者が行っている業務を再現することは不可能ですよね。ですので、毎月1万個以上の配送実績があるような梱包袋を選ぶことが大切です。
ネットショップで買い物する人の多くは梱包袋の中身が勝手に見られないか心配しています。書籍を配送する場合はわずかにのぞき穴をつくる必要がありますが、ほとんどの場合で密封されているはずです。袋をきちんと閉じていれば問題ないと思うかもしれませんが、配送員や郵便物を受け取った同居人にバレてしまうことがあります。
その原因は梱包袋の薄さにあります。一枚あたりの値段が安すぎる梱包袋は透けることもあるので、透過していないかチェックされた梱包袋を選びましょう。
梱包袋の5つのチェックポイント
「配送する商品が増えてきて、梱包が苦労がたくさん必要になってきた。このタイミングで一袋あたりのコスト下げて利益も上げていきたい」と考えているネットショップのオーナーも多いはずです。
ですが、梱包袋って種類が多すぎてどれを選んでよいかわかりませんよね。さきほど紹介したようにあまりにも安い梱包袋だと耐久性や透過性に心配があります。
ここでは、ネットショップオーナーが梱包袋を新しく選ぶときに気をつけたい5つのポイントを紹介します。
- 梱包の手間が極力少ない
- プライバシーが守られている
- 清潔感がある袋の色
- 強度に信頼できるだけの実績がある
- サイズは少なくとも2パターンある
1 梱包の手間が少ないこと
商品の梱包にかかる時間ができるだけ短い方が人件費をおさえられるので、利益が増えますよね。ですので、梱包袋には封かんシールがついていた方がよいでしょう。
2 プライバシーを守る
梱包袋はできるだけ厚手のものを選びましょう。紙の厚さがきちんとしていると、袋の中身がまったく透けなくなります。梱包袋の中身はプライバシーにあたるものです。顧客の個人情報を守るためにも、薄手のものではなく中身が透けない厚手の紙質を選びましょう。
3 清潔感を出す
梱包袋の色は第一印象を決めます。顧客が配送屋から商品を受け取り、最初に目にするのは梱包袋の色ですよね。茶色の方がアスクルなどオフィスサービスが充実している通販で気軽に手に入ります。しかも、値段が安い。ですが、白色の梱包袋は見た目の高級さとあわせて、清潔感も出るのでオススメです。
4 月間配送本数の実績
梱包袋の強度を知るためには月間の配送個数を知っておきましょう。月間の配送実績が多い梱包袋であれば、安心して使えます。
5 サイズのバリエーション
サイズは少なくとも2種類取り扱っている店舗からの購入がオススメです。ネットショップで取り扱う商品にもよりますが、クロネコヤマトやゆうパックなど配送する会社が梱包袋のサイズを規定しています。ですので、小さいサイズと大きいサイズの2種類が用意されていれば、通常の配送枠内で利用できて問題ありません。
小さな節約がすてきなネットショップをつくる
地道に利益を伸ばすためには送料無料の商品を購入することも見逃せません。大量に梱包袋を注文すると送料って意外とかかりますからね。送料無料は見逃せません。
梱包袋選びは小さなコスト削減に感じるかもしれません。ですが、小さなところまで大切にしてこそ利益が増えて、よりよいネットショップ運営をするための資金になります。
コツコツと節約を重ねて、さらに顧客がよろこんでくれるネットショップづくりをしていきましょう。